macOSのKeychainを参照してssh

sshは生活の一部です。こいつを使ってリモートログインする際に裏でお世話になる公開鍵ペア達、これをどう管理するかは地味に問題となります。 ログイン直後に端末を開くと、公開鍵をメモリ上に登録することをしておかないといけません。この部分、私はkeychainというツールを使っていました。 macOSのkeychainではありません。 Funtoo Keychain Project これを導入し、.zshrcなどで利用することで、現セッションでログイン後に開く端末でバックでssh-agentを起動してssh-addを代行してくれるのでした。 ところが最近、macOS自身のもつkeychainにおいて公開鍵ペアを登録し、それをssh-addが(ssh-agentが?)参照してくれるということを知ったのでした。 やり方は結構簡単で… 1 $ ssh-add --apple-use-keychain 秘密鍵ファイル で必要な鍵を登録しておいて、 Host * AddKeysToAgent yes UseKeychain yes IdentityFile ~/.ssh/id_dsa IdentityFile ~/.ssh/id_rsa # 使いそうな鍵を羅列する これでいいみたいです。これでパスワードレス(事前に通してるからだけど)になりました。わーい。

<span title='2023-09-26 19:16:53 +0900 JST'>September 26, 2023</span>

普通っぽいLinux環境をDockerで作る

授業で使うLinuxの環境は、これまでVirtualBoxをベースに構築していましたが、昨今の環境の変化に対応できてない感じもあるので、Docker上でそれができないかと検証していたら案外簡単に動く話だったので移行中です。 ということで今回はやってみたら案外楽だった作業のまとめ。 Docker実践ガイド 第3版posted with ヨメレバ古賀 政純 インプレス 2023年02月21日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle もともと授業用に仮想マシンを構築していましたが、Oracle VM VirtualBoxがM1/M2 macに対応準備中(現時点でPreview)ということや、なにより手持ちがIntelのみなので構築ができないということで(お金ほちい)ちょっと問題になっております。 そこで、 Intel/M1両対応のDocker(Desktop) Ubuntu 22.04ベース Systemdあり sshあり というイメージを作れればと思っていたのでした。 結局こうなりました。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 # 骨子のみです FROM ubuntu:22.04 ARG USER=linux ARG PASSWORD ENV TZ Asia/Tokyo ENV LC_ALL ja_JP.UTF-8 ENV LANG ${LC_ALL} ARG DEBCONF_FRONTEND=noninteractive ARG DEBIAN_FRONTEND=${DEBCONF_FRONTEND} # タイムゾーン周辺 RUN apt-get update; \ apt-get install -y tzdata # ロケール設定 RUN apt-get update; \ apt-get install -y locales; \ locale-gen ja_JP....

<span title='2023-03-21 07:18:42 +0900 JST'>March 21, 2023</span>