普通っぽいLinux環境をDockerで作る

授業で使うLinuxの環境は、これまでVirtualBoxをベースに構築していましたが、昨今の環境の変化に対応できてない感じもあるので、Docker上でそれができないかと検証していたら案外簡単に動く話だったので移行中です。 ということで今回はやってみたら案外楽だった作業のまとめ。 Docker実践ガイド 第3版posted with ヨメレバ古賀 政純 インプレス 2023年02月21日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle もともと授業用に仮想マシンを構築していましたが、Oracle VM VirtualBoxがM1/M2 macに対応準備中(現時点でPreview)ということや、なにより手持ちがIntelのみなので構築ができないということで(お金ほちい)ちょっと問題になっております。 そこで、 Intel/M1両対応のDocker(Desktop) Ubuntu 22.04ベース Systemdあり sshあり というイメージを作れればと思っていたのでした。 結局こうなりました。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 # 骨子のみです FROM ubuntu:22.04 ARG USER=linux ARG PASSWORD ENV TZ Asia/Tokyo ENV LC_ALL ja_JP.UTF-8 ENV LANG ${LC_ALL} ARG DEBCONF_FRONTEND=noninteractive ARG DEBIAN_FRONTEND=${DEBCONF_FRONTEND} # タイムゾーン周辺 RUN apt-get update; \ apt-get install -y tzdata # ロケール設定 RUN apt-get update; \ apt-get install -y locales; \ locale-gen ja_JP....

<span title='2023-03-21 07:18:42 +0900 JST'>March 21, 2023</span>

Rancher Desktopを使ってみた

Docker Desktopは機能面では特段困らないのですが、ライセンス回りが(教職員学生はともかく)面倒な感じなので(※)、 試しにRancher Desktopにしてみようという感じになって手持ちのmacで入れ替えて見ました。 K8sも有効にしてみたのですが、コンテナの外側ポートに80/tcpを考えてみたら、なぜか失敗する。 こりゃ誰か握ってるなと思って確認したのですが、 1 2 3 4 5 6 7 $ sudo lsof -i:80 COMMAND PID USER FD TYPE DEVICE SIZE/OFF NODE NAME limactl 4390 densuke 20u IPv4 0x84dcfd87d00a72ed 0t0 TCP *:http (LISTEN) $ ps 4390 PID TT STAT TIME COMMAND 4390 ?? S 0:09.62 /Applications/Rancher Desktop.app/Contents/Resources/resources/darwin/lima/bin/limactl ちょw Rancherに入ってるlima(仮想マシン作るヤツ)が握ってるじゃないか もしかしてなにかのコンテナが? と思ったら、先に立ち上げてたコンテナだったのでした。 なにやってるんだか… ということで思い出したのは、 lsof 使うと、ポートを握ってるプロセスを調べられるゾイ ということなのでした。物忘れしちゃってるから恐い恐い。 仕組みと使い方がわかる Docker&Kubernetesのきほんのきほんposted with ヨメレバ小笠原種高 マイナビ出版 2021年02月01日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

<span title='2022-12-17 05:26:17 +0900 JST'>December 17, 2022</span>