VirtualBoxのarm64版でmacOSを動かしてみようかと思って、インストールイメージを作ってみようかということで調べてみました。オチは予想できると思いますがとりあえずご覧あれ。

まずは元ネタ

元ネタはSonoma向けにちゃんとあります。私ではありません。

ということで実際にやってみる

とりあえずApp StoreよりmacOS Sequoiaのインストーラーをダウンロードします。 既にSequoiaですがそんなことは気にしなくてOK。

「入手」すると、システムアップデートが開き、ダウンロードの様子が確認できます。 しばらくしてダウンロードが完了すると、インストーラーが開きますが、すぐにプロセスを止めてください。 この時点でアプリケーションフォルダにインストーラーが見えますので、後はそこに入っている情報からISOの作成となります。

スクリプトについて

元ネタサイトにあるコマンドラインがそのまま使えるかというと、微妙に変更が必要です。

結局以下のようなスクリプトになりました。

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#!/bin/bash -xe
hdiutil create -o /tmp/Sequoia -size 18000m -volname Sequoia -layout SPUD -fs HFS+J
hdiutil attach /tmp/Sequoia.dmg -noverify -mountpoint /Volumes/Sequoia
sudo /Applications/Install\ macOS\ Sequoia.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/Sequoia --nointeraction
hdiutil eject -force /Volumes/Install\ macOS\ Sequoia
hdiutil convert /tmp/Sequoia.dmg -format UDTO -o ~/Desktop/Sequoia
mv -vf ~/Desktop/Sequoia.cdr ~/Desktop/Sequoia.iso
rm -fv /tmp/Sequoia.dmg
  • 最初に作るイメージサイズが16384MB相当でしたが、このままやると630MBぐらい足りないと言われてしまいました。17000MBでも良さげですが、余裕を持って18000MBにしました。
  • 散見されるSonomaをSequoiaに変更しました。

ということでこれを適当に作成し、端末上で実行してしばらく待つと完了です。 完了するとデスクトップにISOファイルができるのでこれを使えばOKとなります。 その後、インストーラーはFinder上で削除しても問題ありません。

実際に起動してみると…

VirtualBoxでの構成をこのようにしてみました。

で、起動してみると…

ぐぬぬ…起動しない。 EFIの有無などいじりましたが、結局起動しませんでした。