スマートフォンが普及してからというもの、誰もが画面を見入って生活している状況です。 仕事でコンピューターをあたりまえに使うのもまた画面を凝視して仕事しているわけで、目に対する負担が強い。
その一方で、画面はより高精細となり、見入る・引き込むような映像・描写ができるようになりました。 その結果として画面を見入ってしまって他のことをすることができなくなっているような感じです。
対応策として、Android端末だと"Digital Wellbeing"という機能があって、アプリに対して一定時間しか使えないように制約をかけることができたりします。 ただ、これだとアプリ単位にかけられますが、あるアプリが時間切れになっても他のアプリで同じように時間を過ごしてしまいます。
そこであえて白黒に画面を変えることで、それほど見入らなくなるようにしてみたらどうかと言うことで、白黒設定を入れてみました。 どうしてもカラーが必要なときは適宜カラーに戻しますが、それ以外は白黒にしてみて、実は大して困らないと言うことも感じていますし、連続して使う時間はそれなりに減少したかと思います。 自分の生活がスマホや端末に振り回されすぎと感じている人は試してみたらどうでしょうか。
Androidの場合
Androidの場合、DigitalWellbeingの機能を確認すると良いかと思います。
- 少し面倒ですが、各アプリの制限時間をかけることができます、なお制限時間が近づくとアプリ画面が白黒になって教えてくれます。
- お休み時間モードを設定すると、例外設定した以外の通知を受け取らないようにできます、21時には寝ますので、20時以降は翌朝まで通知をミュートしています
- フォーカスモードを設定すると、日中の指定時間内の通知も受け取らないようにできます
- 歩きスマホを抑制できるかも知れません、前方注意機能を利用しておきましょう
- 条件に従って通知を抑制できるサイレントモード、なんとなくフォーカスモードと被る気がしますが、スケジュールを細かく設定できるため、職場のWi-Fiに入っているときは通知をミュートする感じにしています
- デスク持ち込み可能ですけど、普段は充電端末に乗せている状態です
ユーザー補助の機能を使うと、画面のグレースケール化ができます。ちょっと根深い位置にあります。
- 設定(歯車)
- ユーザー補助
- 色と動き
- グレースケール
- 色補正のショートカット を追加することで、画面右端に調整用ボタンが透けて表示されます。必要に応じて切り替え可能。
- 色と動き
- ユーザー補助
macBook(macOS)の場合
macOSの場合、モノクロ表示にすることができます。
- システム環境設定
- アクセシビリティ
- ディスプレイ
- カラーフィルター
- フィルタタイプを『グレイスケール』にセット
- カラーフィルター
- ディスプレイ
- アクセシビリティ
これで白黒画面になります。 ショートカットはいくつかあるようですが、個人的にはTouchIDキーを3回押しでアクセシビリティショートカットが表示されるので、タブ押し6回スペース→returnで切り替えています(声が出てしまうのが難点)。