vscodeのトンネル機能を使うと、リモートの(事前に起動しておいた)vscodeにブラウザで接続できるため、場所を問わずに作業できるようになります。実に便利。
ですが事前にcode tunnel
を実行しておく必要があり、ちょっと面倒です。
そこで、リモートにログインしていれば、code tunnel
がバックグラウンドで実行されるようにしておきましょう。
事前設定として、 systemd
のユーザー利用を可能にしておく必要がありますが、
おそらく現行のUbuntuであれば、準備ができてると思います。
# This file is part of systemd.
#
# Used by systemd --user instances.
@include common-account
session required pam_selinux.so close
session required pam_selinux.so nottys open
session required pam_loginuid.so
session required pam_limits.so
@include common-session-noninteractive
session optional pam_systemd.so
あと、code tunnel
を事前に実行して認証を通して(トンネルのリンクを取得できた状態)おいてください。
では設定です。
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ファイルをつくったら、systemdに認識させておきます。
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そして起動です。
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接続テストは、事前に取得しているトンネルURLにブラウザで接続するだけです。
うまく動くことを確認し、自動起動にしておきたければ、
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としておいてください。
ただし、ログインしないとトンネルサービスが起動しないので注意してください。
もしOS起動時に立ち上げておきたければ、 /etc/systemd/system
に配置し直しての作業となりますが、
vscode.service
に実行ユーザーを追加しておく必要があることでしょう。そこは未チェックです。